今回は台風のスピリチュアルな意味についてお伝えします。
毎年たくさんの台風が日本にやってきます。強い風や激しい雨によって時には甚大な被害が出ることも。
目の前で起こる災害には目を瞑りたくなるような凄惨さがあり、恐怖心を抱くものです。
しかし、台風のスピリチュアルな意味を知ることで、受け止め方も変わってくるでしょう。
- 台風のスピリチュアルな意味を知りたい
- 台風は幸運がやってくる前兆なのか知りたい
- 台風が来たらどうすればいいか知りたい
台風のもつ浄化作用・ガイア理論
台風には浄化作用があると言われています。
1960年代にイギリス人の科学者ジェイムズ・ラブロックが「ガイア理論」を提唱しました。
簡単に言うと、地球と生物が相互に影響を与え地球が自律的制御システムをもつ、という考えです。
台風の場合、強い風と激しい雨によって進む先にある悪いものを浄化していきます。その土地のカルマ、
その土地が抱える業を洗い流しながら進んでいくのですね。もちろんカルマには土地に根差したものだけではなく、
私たちの抱える過去世からのカルマも含まれます。
台風はカルマを浄化するために、進路が変わるとも言われています。実際に台風に意思があるかは分かりませんが、
よりカルマの強い方へと向かっていくということです。
台風の浄化作用は私たちにも影響を与えてる?
台風の浄化作用が私たちにもたらす影響はどのようなものでしょうか。
近年「気象病」という言葉が一般化してきました。
台風が近づいてくると頭痛やめまいを感じる人もいます。またどこか落ち着かない気持ちになったり、
身体の中に違和感を覚えたりすることもあります。これは気圧の急激な変化に対する私たちの身体の反応ですが、
スピリチュアルな目で見ると、あなたの中のカルマを台風が浄化してくれているのをあなたが感じとっていることを
意味します。
低気圧による頭痛やめまいはとてもしんどいもので、何も手につかなくなったりしますよね。
それでも心を落ち着けて必要以上に恐れないでください。
台風の浄化作用に意識を傾け、台風のスピリチュアルな面を感じていれば、
あなたの内面を見つめ直すのに最適な時間となるはずです。
龍神は台風から私たちを守ってくれている
古来、自然の中に神々を見てきた日本では身の回りの木々から火、風、水に至るまでさまざまなものを神と捉えてきました。その中で、台風と結びつくのが龍神です。龍神は、その土地を浄化するために台風を引き寄せますが、同時に激しい台風の中でも私たちを見守り大きな被害に遭わないよう守ってくれる存在でもあるのです。
台風が過ぎ去り平穏が戻ってきたときには、龍神にも感謝したいですね。
台風が過ぎ去った後、エネルギーの高まりに目を向けよう
台風が過ぎ去った後の清々しく晴れやかな状態は、台風の浄化作用の顕れです。
台風が迫ってくるときの身体の不調も消え、すっきりと軽やかに解放されたような感覚を覚えたことはありませんか?
この感じが、私たちの、そしてその土地のカルマを清算してくれた台風の浄化作用だったのですね!
このすっきりとした気持ちになったとき、あなたの中には次へと向かうエネルギーも蓄えられているはず。
まっさらに洗い流された空とともに新たな気持ちで進んでいきましょう。
まとめ
今回は台風のスピリチュアルな意味についてお伝えしました。
私たち人間に対しても猛威をふるう台風。目の前で起こる災害には当然ながら恐怖心を抱くものです。
しかし、そこにあるものを浄化しながら進む台風は、私たちに自分の内面と向き合う大きなチャンスも与えてくれています。
やみくもに恐れるのではなく、感謝を胸に、落ち着いた気持ちで受け止めてみてください。
その先に台風が過ぎ去った後の空のような晴れやかな状態が待っています。